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外反母趾の進行

外反母趾には、その進行度によって可逆期(かぎやくき)・拘縮期(こうしゅくき)・進行期・終末期の4つに区切ることができます。


可逆期
可逆期とは1番軽い段階で、足の親指が外側に曲がっても自分で力を入れれば、簡単に元の位置に戻すことができる時期です。
ハイヒールやパンプスを履いていて親指が外に向いていても、靴を脱げば靭帯や筋肉の働きによって元の位置に戻ります。
しかし徐々に靭帯や筋肉などの伸縮性が失われてきて、最終的には外反母趾になってしまいます。
つまり可逆期とは自分の力で親指を戻すことができる、いわば外反母趾になる一歩手前の状態を言います。

拘縮期
可逆期の状態が続くと徐々に足親指の靭帯や筋肉が縮んでしまい、親指にある内転筋という筋肉も短くなってしまいます。
拘縮期とはこのように可逆期が進行した場合で、自分の力では親指を元の位置に戻せなくなる状態を言います。

進行期
さらに外反母趾が続くと、親指の付け根の関節が親指を曲げる母趾屈筋腱から内側に外れてしまいます。
X線撮影で見てみても、親指の付け根の関節が外側に脱臼しそうになっているのが分かります。
この状態になるとハイヒールやパンプスを履かずにスニーカーを履いたとしても、足の親指に力が入るだけで自然に親指が外側に曲がるようになってしまいます。
つまり通常の歩行でも外反母趾が進行するということ。

終末期
このような段階を踏んで外反母趾は進行するのですが、最終的には親指が第二指の下にもぐりこむ、もしくは上にのっかかる。そして親指の関節が脱臼します。
すると歩行が困難になり、足本来の機能が失われてしまいます。わかりやすく説明すると、これ以上親指が外側に曲がらない状態。この時期を終末期と呼んでいます。